アクリル素材の美の追求について
プラスチックマーケットの運営会社であるワーズウィズ社は「アクリル素材の美しさを人々に伝えたい」、そんな思いで
立ち上げられた会社です。
創業当時よりその美を追求したさまざまなプロダクトが製作されてきており、全国の販売店様向けにプロダクトを販売していた
かたわら青山骨董通りに直営店を構えていた時期もあります。
直営店の記事↓↓
https://plasticmarket.co.jp/column/%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%80%e3%82%af%e3%83%88%e5%b1%95%e6%9c%9b/
2008年のリーマンショック以降は、プロダクトから店舗ディスプレイへ軸足がシフトして行きました。
それに伴い、自社プロダクトをリリースする頻度は少なくなったものの、販売店様向けのOEM生産などは継続して行って
おりました。
インテリア雑貨、家具をはじめ服飾雑貨、アクセサリー、そしてジュエリーとその品種は広範囲にわたります。
中でも「アクリル素材の美しさ」を磨くために大きく役立ったのがジュエリーブランド様とのOEMの取り組みと言えます。
リング、ネックレス、バングル、イヤリングといった装身具のほか、置時計やフォトフレームやジュエリートレーなどが主な実績と
なっております。そしてこのOEM製作を行う上で欠かせないのが、ワーズウィズが受ける特殊加工を一手に引き受ける工場・
アート日向の存在になりますね。「封入」「三次元切削」「磨き」のすべてに確かな実績と定評があります。
ジュエリーブランド様のプロダクトの特徴は何と言ってもその求められる品質の高さにあります。国内・海外で数社様の実績があり
ますが、例外なく検品がルーペで行われます。アクリルの中に金属や宝石が封入されている商品が主流なのですが、
この「封入」という仕上がりにバラつきが出やすい加工で、細部を検品されるのはかなりハードルが高いと言えます。
そんな厳しい検品を通せるように製作工場も試行錯誤を繰り返して、日々進化して行きました。
またそんなブランドのご担当者様は下記のような方々が多かったように思います。
①モノ作り目線
→「素材」とその「加工方法」を熟知している上で、さらにデザインを再現するために新しい加工方法を常に模索されていた
②妥協しない
→品質についてはとにかく妥協しない。うまく行かないケースではとことんその原因や事象を検証して打開策を探り続けていた
③工場への配慮
→工場に出向き、製作方法について現場と意見交換をしながら、品質への妥協はしなくても決して無理は通さず仕様やコスト面
そして納期について最善の道を探り対話の上で進行されていた
プロダクトご担当者様は業界を問わず上記の傾向はお持ちの方が多いですが、ジュエリーブランド様はその傾向が特に強かった
ように思います。このようにブランド様に鍛えられた経験こそが「美しいアクリル」プロダクトを製作することに大いに生かされて
いると言えますね。
そしてそのような技術を持って製作されているワーズウィズの自社プロダクトも地道に通販で販売されております。
「アクリル素材の美しさを人々に伝えたい」その思いを体現できるような新しい自社プロダクトを今後も発表して行けたらと
考えております。