2021.08.09

オリンピックに見るサスティナブル

オリンピックに見るサスティナブル

東京オリンピック2020も無事閉会しましたね。次は8/24からのパラリンピックです。また新たなドラマを期待してしまいますね。

閉会式はいつの間にか終わっていてモヤっとしましたが、個人的には盆踊りがよかったと思いますね。時期的なことや「日本」

をアピールできる踊りとして最適だと思いました。

 

さてタイトルにもあったオリンピックに見るサスティナブルということで、第一に挙げられるのが「メダル」ですね。

今大会はコロナに配慮して自分でメダルをかけたり隣の人にかけてもらったりといつもと違う授与風景が見られました。

そんな今大会のメダルは「史上初」の「サスティナブルなメダル」なのだそうです。

 

メダルに使われた金属は、使用済の携帯電話などの小型家電から集められたそうです。リサイクル素材が使われたメダルは

過去の大会にもありましたが(2010冬バンクーバーや2016夏リオ)、金・銀・銅メダル合計5,000個に使用されるベース金属

すべて再生金属でまかなうという高い再生率を実現できたのは東京が初めてだそうです。

 

ちなみに金メダルの素材はほぼ「純銀」でそれに金メッキを施しているのは比較的有名な話ですよね。

(脈絡のない豆知識でおそれいります、。)

 

 

さて、では東京オリンピックで「リサイクルプラスチック」を原料にして製作された物はあったのでしょうか?調べてみると

「表彰台」にリサイクルプラスチックがふんだんに使われていたようです。

 

全国2000店舗のスーパーマーケットやドラッグストア、学校113校と企業・団体から計24・5トンの使用済みプラスチック容器が

材料として集められ、それを原料に製作されました。(もちろん耐久性を持たせるために骨組みは木工で製作されていたよう

ですが)

 

生活から出たゴミを再利用して人を支える台に生まれ変わらせる。栄冠を勝ち取ったアスリートを乗せてふたたび陽の目を浴びる

プラスチック、。まさに未来につなげたい技術とコンセプトではないでしょうか。

 

さて、プラスチックマーケットで進行する「サスティナブル」。アクリル加工中に出た端材や切子をアクリルの中に封入して、

テーブル天板を製作するプロジェクトが進行しております。先週天板を支える脚が完成しましたので、あとは天板の製作を残すのみ

となりました。製作方法は以前のコラムでもご紹介しました1.封入再生板で、製作工場は静岡のアート日向になります。

 

↓↓再生板のイメージのインスタです

https://www.instagram.com/p/CPaorzEL3to/

 

小型の封入再生板の実績はありますが、最大でW1600×D450サイズの再生封入板を製作するという試みはかなりのチャレンジ

と言えます。10月中旬の完成を目指してこれから製作チャレンジがはじまります!

こちらは久しぶりの難易度のMAXの封入ですのでその奮闘する様子を改めてコラムでご紹介させて頂けたらと思います。

 

↓↓再生封入天板のお披露目展示会

https://www.fashion-tokyo.jp/ja-jp/shows/sus.html

国際サスティナブルEXPO2021秋(ファッションワールド東京内) 出展者名:ワーズウィズ

 

それではまたの機会にこのコラムにお立ち寄り頂けたら幸いに思います。