2022年に向けて
今年もあと残り1週間を切りました。コロナ2年目のオリンピックイヤー、前半は引き続きステイホームモードでしたが、
ワクチン接種が進んだ後半には宣言も開けて最近は街にも市場にも活気が戻って来ているように感じます。
今年の4月後半に立ち上がったプラスチックマーケットですが、現状はまだまた「モノづくり」にお困りのお客様のお役に
立てていないと感じております。年末年始は協力工場も休みになりますがアクリル加工のご相談、お問合せはいつでも
承っております。
本日はプラスチックマーケットの協力工場の幹部社員の皆さまに2022年の目標や抱負を個人的にですが…おうかがいしてみました。
まずは「板加工グループ」から
◆アート日向(加工工場)
来年のテーマは人。
・同社が持つ特殊技術をいかに伝承するか
・量産時の横連動、タテ連動の強化による生産性向上
・働いている人が将来の夢や目標を持てる会社づくり
◆丸ノ内工芸(加工工場、営業)
・コロナでお客様ニーズが変わっていく中でそのニーズに対応できるような製販の組織づくり
・化粧品、家電、文房具といった既存軸にグループで取り組むサスティナブルという切り口でのお客様へのご提案
◆ワーズウィズ埼玉工場(生産工場)
・循環型アクリル板製造の確立
・新しいサスティナブル板の開発。石油使用量を減らし、無機物の比率を上げる取り組みの推進
そして「射出成形グループ」の2021年は新しい射出成形の工場「港化成」がグループに加わり、既存グループの製作物の幅が大きく
広がりました。
◆河村樹脂、東和プラスチック、港化成(生産工場、営業)
・サスティナブル商材への挑戦。世界的に企業のベクトルがSDGsに向かう中の追求や開発を進行して素材の社会貢献に役立ちたい。
・優秀な人材育成。「人間は有限、会社は無限」という言葉があるように人材育成が企業成長の鍵と考えられるため、人材教育に
注力して行きたい。
・設備増強。サスティナブル商材といった高付加価値品の製造のための設備増強。利益と相談しながらの設備投資を進めたい。
最後に「プラスチックマーケット」
◆運営会社のワーズウィズが目指すべきところ
・サスティナブル
1)【PLACYCLE】循環の確立。
→不要プラの回収、分別、粉砕などの設備やフローを確立する。※化粧品業界のお客様をまず足がかりに
2)再生材TYPE-A,Bを用いた加工受注の強化。
→グループ内端材を使った再生材を製造し加工まで行う。※既存業界から産業系をはじめとした新たな業界まで
・WEB活用の強化
→アフターコロナのビジネスに対応する。お客様へ「寄り添う」姿勢は大事にしながらもWEBを用いたより効率的な
サービスの提供を常に模索して実現して行く。
このように来たるべき2022年に向けて、プラスチックマーケットの協力工場各社の幹部のみなさんはこのような思いを伝えて
くれました。やはり各社が一様に重要項目としてとらえてるのが「サスティナブル」の動きですね。来年はタイミングは未定ですが
グループの代表にも話を聞けたらと思っております。
最後にワーズウィズでは年明けすぐに【化粧品開発展】への出展も控えております。こちらのメインテーマもやはり
【PLACYCLE】循環になります。その辺りも来年早々に改めましてご紹介させて頂けたらと思っております。
※1月12日(水)~14日(金)東京ビックサイト東4-6ホール 化粧品開発展東京内 容器パッケージゾーンエリアNO.8-1
それではみなさま良いお年をお迎え頂けたらと思います。