PLACYCLEディスプレイのご紹介
本日は以前お話させて頂いていたPLACYCLEの「TYPE-A 封入再生什器」をご導入いただいた店舗様をご紹介させて頂きます。
プラスチックマーケットの運営会社ワーズウィズでお付き合いさせて頂いているベイクルーズ様の名古屋パルコ店が3/24に
OPENしました。https://baycrews.jp/event/baycrewsstore/nagoya/
B1Fから3Fまでトータルで20ブランドで、総床面積は1000坪を超える大型店舗です。各フロア各ブランドを見て回ったのですが、
ポップアップスペースやゲストブランドの併設もあり、とにかく見ごたえが十二分でした。特筆すべきはその世界観で、各ブランド
の色を出しつつもとにかくダイナミックだったりユニークだったりする展示ディスプレイに圧倒されましたね。
実店舗ならではの演出にこだわった「訪れる価値のある新しいマーケットの創造」を目指されているそうです。
そして封入再生什器の売場がこちら。この世界観の中にご導入頂いて、工場で見るよりも間違いなく何割増しかで映えて
見えました。
ここで昨年秋にはじまったPLACYCLEの取り組みについてその途中経過をご報告させて頂きます。
まず、アクリル再生板の種類についてのおさらいです。
TYPE-Aの封入再生材での製作・納入実績は、冒頭でご紹介しましたベイクルーズ様新店のディスプレイ什器をはじめ
セレクトインテリアショップ様や建材・住宅設備メーカー様からの引き合いがあってすでにご納品させて頂きました。
そして化粧品ディスプレイの分野で現在進行中なのが、「アップサイクル」の取り組み。
こちらは進行中のお客様がいらっしゃるため詳細は伏せさせて頂きますが、プラスチックマーケットの運営会社であるワーズウィズ
を筆頭に協力会社である丸ノ内工芸、河村樹脂、港化成を巻き込んでの一大プロジェクトとなっております。
世界的なSDGsの動きを、お店にいらっしゃるお客様や販売店様にご協力頂きながらリサイクルの流れを構築して行くこの
取り組み。ご紹介が可能になった段階で改めてご紹介させて頂けたらと思います。
TYPE-Bのキャスト再生材での製作・納入実績は、現段階では試作が大半ではありますが、化粧品ディスプレイの分野が中心
となっております。キャスト再生材でアクリル粉砕粒を混ぜて製作する場合、粒が溶けがちになります。完全に溶ける訳ではなく
溶け残った大きい粒がところどころ残るといった具合でしたが、この粒を溶かし切る方法が確立されつつあります。
キャスト再生材での製作進行がいよいよ加速して行くことが予想されますね。
TYPE-Cの海外再生材は、再生板の入門編と言えると思います。こちらは「循環リサイクル」とは呼べませんが
「リサイクル」 に取り組む第一歩として前進するためには適している板と言えそうです。
アクリルやPPを粉砕する大型プラントはまだ建設中ですが、小型・中型の粉砕機は着々と増えつつあります。
地球のため、世界のためにできることの第一歩を当グループでは踏み出しております。
また進捗がありましたらレポートさせて頂きます。