SDGsトピック
梅雨明けの三連休に外出された方も多かったのではないかと思われます。
コロナ禍ではイベントや旅行などが思うようにできなかったのですが、徐々に通常モードに戻って来ているように感じられます。
ただここに来て新型コロナの感染者がまた増えてきているので予断は許されない状況ではありますが、。
本日はネットやニュースで見た気になるSDGs関連の記事について書いて行きたいと思います。
1.海外のマラソン大会でも採用された食べられる包装材(イベント)
2.観光会社が推進する「勝手にSDGs」(旅行)
1イギリスのnotpla社が開発した「Ooho(オーホゥ)」という包装材は、なんと食べることができます。
Oohoの原料は海藻で、乾燥させて粉末状にして包装材に仕上げます。中に液体を包むことができるので、水分や調味料を入れて
保管しておくことができます。
一躍脚光を集めたきっかけは「ロンドンマラソン」で、飲料をOohoで包装したボトルがランナーに配布された模様がメディア
に取り上げられたためです。通常はウォーターボトルやペットボトルが路上に投げ捨てられる光景(後で回収されていますが)
が見られるマラソン大会ですが、この食べられる水分入り包装材の登場のインパクトは大きいと言えます。
この日本でも4月1日からプラスチック新法が改定され、プラゴミを減らす施策が多く取られている中で、このOohoの有効活用が
できればかなりの効果が得られるのではないかと思ってしまいます。
2.軽井沢に本社をおく総合リゾート運営会社である星野リゾート社では、「勝手にSDGs」という取り組みを打ち出しております。
https://www.hoshinoresorts.com/
同社が以前から行っている環境対策や地元の魅力を見つけ出す取り組みが、実はSDGsの取り組みそのものだったため、
「勝手に(以前から行っていた)SDGs(の取り組み)」という意味合いで名づけられたのではないかと考えられます。
具体的な取り組みは下記の通りです。
1)地元の名品や文化を改めて発見して強みにして集客
2)自家水力発電の取り組み
3)ゴルフ場を牧場に戻す
4)脱プラスチック(ペットボトルやアメニティ)
5)SDGsと収益の両立を念頭に置いている(CSV※)
→使用エネルギーの自給自足により、業績に関わらずエネルギーコストを維持できている。
※CSVは、企業が社会ニーズや問題に取り組むことで社会的価値を創造し、その結果、経済的な価値も創造されることを
意味する。
勝手にSDGsについて↓↓↓
https://www.hoshinoresorts.com/aboutus/sdgs/
同社もコロナ禍の影響を受けて、遠方客やインバウンド需要が減って頭打ちの状態だったようですが、
1)の地元の強み探して打ち出し、2)のように昔から行っている環境配慮を打ち出し、3)4)と言った時代に合わせた
施策を行い、盛り返してきているようです。
また気になるSDGsの取り組みがあったらご紹介させて頂けたらと思います。