2021.05.07

アクリルの三次元切削について

アクリルの三次元切削について

本日はプラスチックマーケットの協力工場の中で、アクリルの特殊加工を専門に行っているアート日向をご紹介させて頂きます。

静岡市の新東名の新静岡IC近くにある同工場は創業から数えると40年超になります。ワーズウィズのアクリル加工物をメインに製造して20年ほど経過しております。

よその工場では製作できないような大型物、三次元物、注型物といった特殊加工に実績がありますが、本日はアクリルの三次元加工についてご紹介させて頂きます。

三次元の立体物を製作するには2つの方法があります。1つ目は金型を使う方法ともう1つは3次元切削機を使う方法になります。

前者は金型を製作するためにかなりの費用がかかります(のちの射出成型工場の紹介で記載いたします)ので、数量が少ない場合は後者の三次元切削機を使用するパターンが一般的となります。

アート日向の切削機の保有台数はマシンセンター8台と五軸切削機が2台です。他の工場と差別化できるところはやはり五軸切削機を持っているところ。大物用で刃物が斜めになる機械と小物用で土台が傾く機械というように用途によって使い分けることができます。

小さなジュエリーパーツから大きな産業系の車載パーツに至るまで幅広く対応することができます。特に通常は金型で製作する車載パーツを何度も失敗しながらも製作を続け最終的に形にして業者様にご納品できたその技術とあきらめない姿勢そして成功するまで試行錯誤を繰り返すあくなき探求心こそアート日向の財産であると感じております

プラスチックマーケットのカテゴリーも多岐にわたりますが、どのカテゴリーにも対応できる技術をアート日向は持っております。

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大仏
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