サッカーとプラスチック
2022年も残りあと1ヶ月となりました。
今年はコロナも落ち着き経済活動が復活してきた半面、今までのやり方を見直されるお取引先様も多く、
再生と変化が加速した一年だった印象があります。
残り1ヶ月ですが、今年中に物を製作しておかなければならないというお客様はお気軽に当プラスチックマーケットを
ご利用頂けたらと思っております。
最近の明るいニュースとしてはやはりサッカーのワールドカップの日本代表の活躍が挙げられると思います。
ドイツとスペインという並み居る強豪国がいる予選リーグを1位で突破することは、大半の方が想定外だったと思います。
決勝リーグでもそんな日本の躍進を期待したいと思います。
本日はそんなホットな「サッカー」と関わる「プラスチック」や「SDGs」の取り組みで、個人的に気になったトピックを
ご紹介したいと思います。
1.再生プラ素材のサッカーボール(マイフットボールキット/モルテン)
3種類約50パーツのプラスチックを組み合わせてサッカーボールが作れるという画期的な製品があります。
そのプラスチックは自動車関連のリサイクル樹脂が使われ、組み上げると約20cmほどの大きさになります。
プラスチックですが、表面素材の反発力を利用しているので、本物のサッカーボールに近い蹴り心地が
再現されているとのこと。
「リサイクル」という面だけでなく、自分で作り上げて行くという「教育」「ものづくり」面でも注目されている同製品、
国内外問わず子供たちが楽しみながらエコを学べるアイテムとして、今後も広がって行くと思われます。
http://再生プラ素材でサッカーボール、児童ら組み立て 浜松・中部日本プラスチック|あなたの静岡新聞 (at-s.com)
2.スタジアムで発酵、分解される生分解性プラスチック
ワールドカップで試合後にゴミ拾いする日本人サポーターの様子に賞賛が送られてましたが、何万人もの観客が
入るイベントでは当然出て来るゴミの量も膨大であると予想されます。
大阪府は三菱ケミカルとガンバ大阪と連携して、スタジアムの紙コップを生分解性プラスチックに変え、
スタジアムの敷地内で分解、一次発酵を行うという取り組みを行っております。
一次発酵後は堆肥場に送られ、二次三次発酵を経て、最終は堆肥として農作物の栽培に利用されるという流れになります。
何より面白いと思ったのが、食品発酵分解装置がスタジアムに置かれているということ。身近なところに「生分解」する設備
を置いて、消費者にリサイクルへの興味と関心を持ってもらうという取り組みは他でも広がって行くと思われます。
https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=43752
最後にたびたびご案内させて頂いておりましたが、サスティナブルマテリアル展もいよいよ来週に迫って参りました。
グループとしてのリサイクルの仕組みである「PLACYCLE」やパイオプラスチック成形物、そして100%再生素材など
展示させて頂いております。。お時間がございましたら是非お越し頂けたら幸いに思います。
12月7日(水)~12月9日(金) 幕張メッセ
サスティナブルマテリアル展(2ホール)
https://www.material-expo.jp/hub/ja-jp/about/susma.html
弊社小間番号 → 【 21-6 】