ショールームツアー1

2022.08.14

世間はお盆休みに入りました。そして明日は終戦記念日。ロシアとウクライナの戦争が続いている今だからこそ

改めて「戦争」と「平和」について向き合って考えさせられる機会であると感じます。

本日はショールームツアーと題してプラスチックマーケットの運営会社であるワーズウィズのショールームに並んでいた、

現在引き合いの多い加工サンプルをご紹介させて頂こうと思います。

①気泡ブロック

→通常、アクリルに気泡を入れようとするとどうしても個体差が出てしまいますが、この技術では何千、何万個を製作しても

気泡の位置を一律に保つことができます。その製作方法はノウハウもありますので詳しくは記載できませんが、切削と面貼りを

駆使しております。商品、ディスプレイ、オブジェに使えますし、光との相性も抜群です。

<正面>

<側面>

②印刷はさみ込み

→通常、アクリルの表面か裏面に印刷をするのですが、何かの拍子にその印刷が削られてたり、欠けてしまうことも

多々あります。そんな時、印刷を守るためにアクリル間に印刷して面貼りをする技法が使われます。

こちらも光との相性が抜群です。

<正面>

<側面>

③色ブロック

→ブロックに色を付けたい場合は、染色や塗装、シート貼りが一般的ですが、何かの拍子にその色やシートが剥がれてしまったり

することも多々あります。そんな時、封入技法で液体から固めてアクリル自体に色をつけて製作することができます。

④色ブロック（面貼り）

→③のような手間がかけられない場合、底面に色透明板を面貼りすると、色が引っ張られて底面の板の色のブロックのように

見えます。角度によって色付きに見えたり透明に見えたりして、多彩な表情が楽しめます。

<上面>

<側面>

ワーズウィズ社のショールームでは、今回ご紹介した引き合いの多い加工サンプルのみならず、いろいろな加工サンプルが

所せましと並んでおります。何かご製作をご検討の際は、お気軽にご連絡いただき、ショールームでさまざまなサンプルをチェック

して頂けたらと思います。

そしてに遊び心あふれるサンプル群です。

【BUDDHA】お盆ですので

大仏ナイトの記事↓↓

【SUSHI】

【BURGER】

<各パーツ>

最後にトップ画サンプル【CONVERSE】のご紹介です。こちらは靴ひも、ソール、ロゴマークを指定位置に仕込むことで、

スニーカーが存在しているように見せているブロックです。こちらも遊び心満載で製作しております。

「透明」であるがゆえに表現できる「浮遊感」「立体感」こそアクリルの醍醐味であると言えるのではないでしょうか。

今後はプラスチックマーケットの協力会社の方でもショールームツアーをおこなって行けたらと思っております。