2022.08.07

モノづくりとメタバースについて

モノづくりとメタバースについて

プラスチックマーケットはモノづくりを極めた多くの工場と協力関係にあります。

お客様が作りたい「モノ」に対して、最適の工場を選んで一緒に「モノ」を作り上げて行きます。

当サイトが目指しているのは「モノづくりのナビゲーター」ですね。

 

どの工場も長年積み上げてきたノウハウがあり、熟練の職人さんがいらっしゃいますので

「モノ」の完成度には大きな自信を持っております。何か作りたい「モノ」がございましたら

お気軽に当プラスチックマーケットにご相談頂けたらと思います。

 

https://plasticmarket.co.jp/column/%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%b9%e3%83%81%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%82%b9%e3%83%a1/

 

そんな「モノ」や「人」ありきで売っている当サイトですが、勉強の意味で最近のトピックを取り上げさせて頂きます。

最近「メタバース」と言う言葉をよく聞きます(最近なのは自分だけかも知れませんが)。その意味を調べてみると

コンピュータやネットワークの中に構築された3次元の仮想空間やそのサービスを指すようです。

 

「超」(meta)と「宇宙」(universe)を組み合わせた造語で、もともとはSF小説に出て来る架空の仮想空間サービスの名称でした。

 

この「メタバース」は平たく言うと、アバターという自分の分身キャラクターが仮想空間で他者とのコミュニケーション取ったり、

イベントやゲームができるというものです。コロナ禍でヒットした「あつまれ どうぶつの森」というゲームが象徴的な例だと言われ

ています。企業ではコロナ禍で出勤できない状況から、メタバースを作ってバーチャルオフィスを立ち上げる例も聞かれます。

また、単なるコミュニケーションツールにとどまらず、メタバース上では商品の売買も行えるのですが、そこに絡んでくるのが

「NFT」や「仮想通貨」です。例えばゲームや絵画等のデジタル資産を販売したい時、以前はその所有者を明確にできませんでした

が、NFT(非代替トークン※)を発行して所有者を明確にでき、デジタル資産の安全性が保てるようになりました。

 

※トークン(Token)=>ブロックチェーン技術を使用して発行した「暗号資産」の総称。ちなみにブロックチェーン技術とはデータ

の改ざんや不正利用が非常に困難な「安全にデータを記録できる技術」を言います。

 

それでは「モノづくり」の方で生かせるメタバースとはどのようなものでしょうか?

たとえば、CGツールを扱うデザイナーやCADやBIMを操作するエンジニアなど、離れた場所にいる複数の関係者がメタバース上に

集まり、リアルタイムで3Dモデルを見ながら共同でデザインや設計の編集可能が可能になるようです。

海外企業とのコラボも可能になり、データも共有がしやすくなるため、開発の可能性が広がるという訳です。

 

また、メタバースで注目を集める技術として「デジタルツイン」という物が挙げられます。

デジタルツインとは現実にあるものの複製・コピーを作成し、バーチャル空間にリアル空間を再現する技術になります。

たとえば試作品をメタバース上に作成したり、工場設備やラインを作成することによって、より精度の高いシュミレーションが

実現できます。

 

プラスチックマーケットのサイトはプラットフォーム形式で、メタバースもプラットフォーム形式が多いので、メタバースの強みを

生かせる所があったら積極的に取り入れて行きたいと思っております。(もちろんちゃんと理解するところから始める必要がありま

すが、。)

 

一方で作り上げる製品はあくまで「仮想」ではなく「実物」であり、まだまだ「人」の目や手が必要になります。こういったハード

面とソフト面、言い換えれば、積み上げられた技術と最新テクノロジーの両立又は融合を今後も目指して行きたいと思っており

ます。