2022.05.01

飛沫防止パーテーションの今後について

飛沫防止パーテーションの今後について

ゴールデンウィークになりました。そして本日はメーデーですね。日本でメーデーが祝日ではない理由として

ゴールデンウィークの存在と勤労感謝の日の存在があるからと言われています。つまりに前後に休みが多かったり

同じ性質の祝日があったりするためにメーデーが祝日になっていないと言われてますね。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%BC

 

そしてコロナ禍がはじまってもう3年目になります。当初は未知の病原体ということでその恐怖に社会全体が脅かされていました。

そのうち社会や経済も止まってはいられない状況のため、人々が正しい処置と距離感を持ってコロナと共存して行く形に

なりました。

 

飛沫感染防止パーテーションは「コロナ感染防止」つまりコロナと共存するための対策品として、かなりの数が製作・流通されて

行きました。初期にはこのパーテーションの需要増大で、アクリル板の品不足が深刻になったほどでした。

 

現在もプラスチックマーケットのネットワーク会社である丸ノ内工芸や運営会社のワーズウィズでパーテーション需要が

続いております。

 

このコロナ禍がいつまで続くか分かりませんが、私共のような合成樹脂製品のサプライヤーはパーテーション需要が行きわたった後

のことも考えなければなりません。

 

プラスチックマーケットのネットワーク会社でより多くのパーテーションを販売した実績を持つ丸ノ内工芸では、その準備に余念が

ありません。同社の岩手工場に、使用済となったアクリルや合成樹脂を粉砕するプラントを構築中です。順調に行けば今年の夏には

そのプラントが完成します。完成後にまたレポートができたらと思います。

 

 

そこで補足させて頂きたいのが、製作させて頂いたパーテーション以外の回収や粉砕も可能なのですが、回収や粉砕だけの

承りは行っておらず、粉砕アクリルで再製作した製品をご納品させて頂く形が前提であることです。【PLACYCLE】という再生の

取り組みのためにグループを挙げての投資を行っておりますので、その取り組みの運営のためにそのような前提になる旨は

ご理解頂けたらと思います。

 

PLACYCLEフロー図

 

今現在、公共機関などからパーテーションの導入と同じくらい使用後のご相談を頂く機会も増えてきております。

使用前後のトータルでの提案ということが求められてきていると実感している次第です。

 

グループでは相変わらずご注文を頂いている「レッサースダンド」、最近ではバイオプラスチック素材の「TEXa」

(稲のもみ殻の再利用)の需要がかなり増えております。もし粉砕設備が完全に整備されて、微粉砕までできるようになれば

レッサースタンドの製法である「射出成形」で新しいことができるはず、とも考えている次第です。その構想や経過については

またご報告させて頂けたらと思います。

 

https://www.askul.co.jp/p/AH55416/

 

 

バイオプラスチック資料