2023.09.07

Hi-Plate.┃新作<Hi-Plate.BLK>

Hi-Plate.┃新作<Hi-Plate.BLK>

プラスチックマーケットの運営を行うワーズウィズグループより、2社が展示会に出展致します。

 

株式会社ヤン・アルファ第4回 化粧品開発展(大阪)】

2023/9/27(水)~29(金)インテックス大阪

株式会社ワーズウィズ第3回 サステナブル マテリアル展(幕張)】

2023/10/4(水)~6(金)幕張メッセ

 

本日は、この展示会の話題にピッタリな新しい<Hi-Plate.(ハイプレート)>をご紹介致します。

 

 

■Hi-Palte.とは

ワーズウィズ埼玉工場で製造しているオリジナルアクリルキャスト板です。

定番品については過去のコラムをご覧ください。

 

埼玉工場の定番品┃Hi-Plate.

 

定番品だけではなくオーダーメイドも可能なアクリル板ですが、この度新作が誕生致しました!

その名も、<Hi-Plate.BLK(ハイプレートバルク)>です。

 

 

■Hi-Plate.BLK(ハイプレートバルク)

このバルクとは「化粧品の中身」のこと。

化粧品業界では、新製品開発時に商品化まで至らなかったカラーや、消費期限を過ぎてしまった原料など

日々多くのバルクが廃棄されているそうです。そして一般消費者からも、使い切れずに捨ててしまう化粧品が数多く生まれています。

かくいう私も、アイシャドウを使い切った記憶がほとんどありません…。

 

そんな「化粧品」を「サステナブル」な観点から再生する、タイムリーな「マテリアル」を「開発」しました!

開発協賛:株式会社モーンガータ https://man-gata.com/

 

こちらは、アイシャドウのカラーをそのまま生かして製造しております。

複数のカラーを混ぜ合わせてマーブル柄にしたり、模様をつけて木目のようにしたりと、様々なパターンで試作を行いました。

大きな特徴としては、粉の立体感が残っていること。その効果で、シボやストライプのような模様を作ることに成功。

元々バルクに含まれている細かなラメが、柔らかいキラキラ感を演出してくれます。

 

 

■マニキュア板

こちらはHi-Plate.ではありませんが、株式会社アート日向の注型技術を用いて作ったマニキュア板。

元はブロックを作る加工技術で厚材を作ることができる為、液体であるマニキュアとの相性は抜群!

クリアの中を浮遊するような奥行き感は封入板ならではの魅力です。

 

 

こちらは単色となりますが、複数の色やラメ入りのマニキュアを掛け合わせれば魅せ方の幅は無限大!

アイシャドウに比べ大きくてカラフルなラメが入ったものも多く、色だけではない柄の幅広さがあります。

 

 

■アイシャドウラテアート

最後にご紹介するのは、ラテアート風アイシャドウ板です。

この可愛さと完成度には営業部も感動!作り方を聞いたところ「ネットでラテアートのやり方を見てやってみたらできた」とのこと。

 

 

そんな簡単な訳ないのですが、さすが職人、多くは語りません…。

これは今後の展開に期待大です。

 

 

化粧品はアクリルとの相性が非常に良いので、今後も様々な形で化粧品を用いたアップサイクル材を開発していきたいと思います。

これからの展開にご期待ください!

 

 

次回は9/14(木)12:00p.m.更新です。またお会いしましょう~。