アクリル加工技術┃2023冬ディスプレイ
今回で第3回目となる「アクリルで振り返る」シリーズ。
株式会社ワーズウィズのウィンドウディスプレイをご紹介しております。
本格的な冬の到来かと思えば日中はまだまだ暖かな日も多い今日この頃ですが、明日からいよいよ12月ということで
ディスプレイはすっかり冬仕様となりました!
雪や氷のイメージから白・クリア・パール系の製作物を集めてみました。
そしてまもなくクリスマスということで、華やかにゴールドをあしらったオブジェやアクリル板が大集合です。
■封入オブジェ
冬の白やゴールド、ふわふわやキラキラといったイメージはクリアアクリルと非常に相性が良いです。
キューブ型のオブジェは左から、スワロフスキー、金箔、羽が封入されています。
八角柱はスワロフスキー、パール、メタルビーズです。
そして控えめなラメが派手過ぎず、それでいてしっかりと豪華さも演出できる<Hi-Plate.>のラインナップが全体をまとめています。
封入自体もなかなか難しい加工技術ではありますが、高い技術を誇る株式会社アート日向なら
美しく魅せる封入物の位置出しも可能です。
■ダイヤモンドカットと切削技術
アクリルと相性抜群のダイヤモンドカット。面が多ければ多い程美しく輝きますね。
しかしここで注目すべきは、左下にある星空のようなオブジェです。
こちらの星は印刷されているのではなく、薄いゴールドのラメ板をカットして製作したアクリルのパーツなのです。
それを、ゴールドラメを撹拌したクリアベースのアクリル樹脂の中に封入し、無数の星が広がる夜空を切り取りました。
■変幻自在なクリスマスツリー
最後にご紹介するのは、美しいクリアのクリスマスツリーです。
切り込みの入った円盤パーツを自由に組み替えできるプロダクトで、コラム担当者がコツコツとツリーに仕上げました。
小さな円盤と大きな円盤、そして切り込みも4箇所と8箇所のものがあり、立体的なオブジェを創造できます。
アクリル板をレーザーカットしただけのシンプルな加工ですが
切り込みの深さや大小のサイズ感など、しっかりと計算されたプロダクトとなっております。
当サイトならご提案~設計もできますので、~加工、アセンブリ、納品まで一貫したモノづくりをお手伝いしております。
コラムは毎週木曜日に更新しております。次回もお楽しみに。