2023.11.09

再生材のオススメ用途

再生材のオススメ用途

先月のサステナブルマテリアル展出展以降、引き続き多数のお問い合わせを頂いておりますが

中でもとりわけ多くのご質問を頂戴しております、それらの用途についてご案内致します。

 

当サイトにて製造可能な再生材は現在3種類ありますが、それぞれ板厚やサイズに特徴がある為

製作物にも向き、不向きがあるのです。本日はそのあたりを掘り下げていきたいと思います。

 

 

■封入技法

[過去コラム]再生材┃封入再生材

<特徴>

・唯一ブロックが作れる

・製作物のサイズに合わせて製造するので、ロスが出ない

 

 

<封入(注型)>は元々液体状のアクリルを型に流し込んでブロックを成型する技術ですので、厚物に特化しています。

また必要なサイズの簡易型を作るので、板材のように端材ロスが出ないのも他の再生材とは大きく異なる点です。

 

当サイトの運営会社が保有する最も大きなマシンなら、最大サイズ2000mm×2000mm×100mmまで製造可能。

ベースはバージンアクリルになりますので着色もできますし、強度面も安心です。

ブロック形状の大型台座や小型のテーブル天板、椅子の座面といった家具にも適しています。

半面、薄く使いたい場合でも製造工程上ある程度の厚みでブロックを作ったのちに、削って削って薄くしていきますので

実は薄ければ薄い程コスト面は割高。他2種と比べると元々割高ではありますので、小物やノベルティにはやや不向きかもしれません。

 

 

■キャスト技法

[過去コラム]再生材┃キャスト再生板

<特徴>

・唯一の薄材&小さめサイズで小ロットの製作物にも対応

・他2種と比べ圧倒的に低価格

 

 

 

キャスト再生材の基本ベースは当サイトにて製造販売している<Hi-Plate.>というオーダーメイドのアクリル板。

サイズ600mm×750mm、厚み2~5mmと、小ロット&小物の製作に適しています。

職人が1枚1枚手作業で製造しておりますので、再生材によってはマーブル柄のような不規則な柄も可能です!

そういった点からも、キーホルダーやコースター、アクセサリーといったデザイン性の高い小物類、

そして箱組み物(小物入れやトレーといったBOX)等で活躍しております。

 

100mmφのコースターなら1枚のキャスト再生材から約30枚製作できますので、小ロットでも負担がない点も大きなポイント。

(ちなみに熱プレスの場合は約160枚が最低ロットとなります)

但し上記のワンサイズのみとなりますので、大きな面で使うことはできません。

 

 

■熱プレス技法

[過去コラム]再生材┃熱プレス再生材

<特徴>

・唯一の再生率100%

・独特の意匠面

 

 

なんといっても大きな特徴はこの意匠面。

左2つは化粧品容器のボトルですが、製作時のボトル配合率でこんなにも見た目が異なります。

また右2つはどちらもアクリル端材100%な上、クリアブルーは同じ端材なのです。白とクリアの違いだけでこんなにも意匠が変わります。

ベースにバージンアクリルを使用している上記2点とは異なり

再生材100%だからこそ素材の色が大きく影響しこんなにも表情豊かな仕上がりになるのです。

 

但し、サイズ900mm×1800mm、厚み8~20mmのワンサイズのみになりますので、小さな製作物には不向きといえます。

また繋ぎの材料がないこともあり、素材によっては強度や接着力がやや落ちる可能性も有り。

腰壁、厚みのあるディスプレイ用ライザー、トレーなど1枚板のまま使用できる製作物がオススメです。

 

テーブル天板等でもご採用頂いておりますが、繋ぎ材がない分くぼみや穴ができやすいこともあり

物を書くような天板には少し使いづらいかもしれません。カフェテーブルや店舗什器等なら問題なさそうですね!

 

上記はあくまでも一例ですので、再生率やコスト等、製作物に合わせたご提案をさせて頂きます。

詳細はお気軽にお問い合わせください。

 

 

コラムは毎週木曜日に更新しております。次回もお楽しみに。